2008年12月11日(木)
上陸。
は〜るばる来たぜ函館へぇ〜♪
歌っている場合ではありませんね。
いえ、むしろ歌うしかないような心境でもありました。
「北海道へ来たんだ。自由の大地へ。
私は自由だ!」
もちろんそれは大変な勘違いです。
津軽海峡を越えたって麻鈴が「お尋ね者」であることはちっとも変わらないのです。
それでも愚かな麻鈴は一時の感動に浸っておりました。
また緊張しながらフェリーを降ります。
ガソリンはまだまだ充分。
一路札幌を目指して再び走り始めました。
走行中に車の窓を開けてみます。
快い風が入ってくるではありませんか。
「北海道の風!私を自由にしてくれる風!」
麻鈴の勘違いは止まりません。
ついに中山峠を越え、定山渓温泉を通り過ぎ、札幌の明かりが見えてきました。
「車輪よ!あれが札幌の灯だ!」
・・・リンドバーグ乙・・・。
逃走開始からまる2日。
麻鈴は札幌の街に降り立ったのです(飛んでない・・・)。
歌っている場合ではありませんね。
いえ、むしろ歌うしかないような心境でもありました。
「北海道へ来たんだ。自由の大地へ。
私は自由だ!」
もちろんそれは大変な勘違いです。
津軽海峡を越えたって麻鈴が「お尋ね者」であることはちっとも変わらないのです。
それでも愚かな麻鈴は一時の感動に浸っておりました。
また緊張しながらフェリーを降ります。
ガソリンはまだまだ充分。
一路札幌を目指して再び走り始めました。
走行中に車の窓を開けてみます。
快い風が入ってくるではありませんか。
「北海道の風!私を自由にしてくれる風!」
麻鈴の勘違いは止まりません。
ついに中山峠を越え、定山渓温泉を通り過ぎ、札幌の明かりが見えてきました。
「車輪よ!あれが札幌の灯だ!」
・・・リンドバーグ乙・・・。
逃走開始からまる2日。
麻鈴は札幌の街に降り立ったのです(飛んでない・・・)。
2008年12月04日(木)
エグゾダス。
車内ではほとんど眠れませんでした。
それはそうですよね。
初めての一人旅(それも逃避行)。
初めての車中泊。
行く宛て無し。
これで熟睡できるような屈強な精神力を持っていたら逃げ出したりしませんし。
朝日に照らされた津軽海峡が眩しかったのを憶えています。
しかしながら出港はお昼。
まだまだ時間があります。
麻鈴は所在無げにターミナル内をウロウロ。
思いっきり挙動不審です。
車の中で大人しくしていれば良いものを・・・。
思い返してみればやっぱり精神がマトモではなかったのですね。
やっとお昼になってフェリーに乗り込みます。
車で乗船するのは緊張しました。
そして出港。
本州脱出成功です。
北海道に夢を持っているわけではありません。
それでも自分の持つしがらみから開放されたような気がしました。
それはもちろん幻想なのですが。
フェリーの一番安い席(というか座敷)で麻鈴は遠ざかる青森港を呆然と見ていました。
それはそうですよね。
初めての一人旅(それも逃避行)。
初めての車中泊。
行く宛て無し。
これで熟睡できるような屈強な精神力を持っていたら逃げ出したりしませんし。
朝日に照らされた津軽海峡が眩しかったのを憶えています。
しかしながら出港はお昼。
まだまだ時間があります。
麻鈴は所在無げにターミナル内をウロウロ。
思いっきり挙動不審です。
車の中で大人しくしていれば良いものを・・・。
思い返してみればやっぱり精神がマトモではなかったのですね。
やっとお昼になってフェリーに乗り込みます。
車で乗船するのは緊張しました。
そして出港。
本州脱出成功です。
北海道に夢を持っているわけではありません。
それでも自分の持つしがらみから開放されたような気がしました。
それはもちろん幻想なのですが。
フェリーの一番安い席(というか座敷)で麻鈴は遠ざかる青森港を呆然と見ていました。
2008年12月02日(火)
車中泊。
前回の記事は記述が充分でなかったようです。
逃走に使用した車ですが、警察の業務とは関係の無い麻鈴の「マイカー」でございます。
住所が警察の寮だったので登録場所が寮であり、警察署に記録が残っているということです。
誤解を生んでしまったようで反省しております。
さて青森港までやってきた麻鈴。
フェリーターミナルに検問が張られているのでは?と恐る恐る様子を伺います。
麻鈴ごとき小物にそこまでされるわけがないのですが。
ビビリまくりでした。
一刻も早く津軽海峡を渡って北海道に上陸しなくては。
何も根拠はないのですが、北海道に渡ってしまえば一安心だと、その時は考えていました。
ですがその日のフェリーは予約で一杯。
翌日の午後の便にやっと空きを見つけて予約しました。
初めての青森で思わぬ空き時間です。
ですがお金を節約しなければいけませんし、何かのきっかけで警察の目に留まってもいけません。
私はフェリーターミナルの端っこに車を停め、そこで車中泊する事にしました。
毛布を持ってきて良かったです。
かすかに聞こえる汽笛。
海鳥の鳴く声。
あふれ出す不安と悔恨。
麻鈴は車内でまんじりともしない夜を明かしました。
逃走に使用した車ですが、警察の業務とは関係の無い麻鈴の「マイカー」でございます。
住所が警察の寮だったので登録場所が寮であり、警察署に記録が残っているということです。
誤解を生んでしまったようで反省しております。
さて青森港までやってきた麻鈴。
フェリーターミナルに検問が張られているのでは?と恐る恐る様子を伺います。
麻鈴ごとき小物にそこまでされるわけがないのですが。
ビビリまくりでした。
一刻も早く津軽海峡を渡って北海道に上陸しなくては。
何も根拠はないのですが、北海道に渡ってしまえば一安心だと、その時は考えていました。
ですがその日のフェリーは予約で一杯。
翌日の午後の便にやっと空きを見つけて予約しました。
初めての青森で思わぬ空き時間です。
ですがお金を節約しなければいけませんし、何かのきっかけで警察の目に留まってもいけません。
私はフェリーターミナルの端っこに車を停め、そこで車中泊する事にしました。
毛布を持ってきて良かったです。
かすかに聞こえる汽笛。
海鳥の鳴く声。
あふれ出す不安と悔恨。
麻鈴は車内でまんじりともしない夜を明かしました。
2008年11月27日(木)
北紀行。
目指すは北海道です。
宗谷岬に行ってやるんです。
家出するからには最果ての地へ行かなくては。
途中で検問等に捕まってはいけません。
家族からも県警からも捜索願いが出ているはずです。
警察署の寮で車庫証明を取った車なのでナンバーも控えられています。
NシステムやHシステムを見るたびにビクビクします。
パトカーとすれ違ってもギクっとなりました。
運転中の私はさぞや挙動不審だったことでしょう。
もっとも家出人の捜索なんてそんなに積極的には行なわれないものなのですが。
とにかく連れ戻されるのが怖かったのです。
麻鈴は今や逃亡者です。
指名手配犯の気持ちが少しだけ分かったような気がします。
捜査に生かせるかも。
皮肉なのはそれを生かす機会を永遠に失ってから気が付いた事です。
もしもの時に逃げ道が無いので高速道路には乗れません。
出掛けにコンビニで全国地図を買い求め、それを頼りに北を目指します。
関東某県から一日で青森へ。
途中仙台でガソリンを入れた以外にはほとんどノンストップでした。
ナゼそのパワーを仕事に生かせなかったのか・・・。
ともあれ麻鈴はキョドりながら青森のフェリーターミナルに辿り着きました。
宗谷岬に行ってやるんです。
家出するからには最果ての地へ行かなくては。
途中で検問等に捕まってはいけません。
家族からも県警からも捜索願いが出ているはずです。
警察署の寮で車庫証明を取った車なのでナンバーも控えられています。
NシステムやHシステムを見るたびにビクビクします。
パトカーとすれ違ってもギクっとなりました。
運転中の私はさぞや挙動不審だったことでしょう。
もっとも家出人の捜索なんてそんなに積極的には行なわれないものなのですが。
とにかく連れ戻されるのが怖かったのです。
麻鈴は今や逃亡者です。
指名手配犯の気持ちが少しだけ分かったような気がします。
捜査に生かせるかも。
皮肉なのはそれを生かす機会を永遠に失ってから気が付いた事です。
もしもの時に逃げ道が無いので高速道路には乗れません。
出掛けにコンビニで全国地図を買い求め、それを頼りに北を目指します。
関東某県から一日で青森へ。
途中仙台でガソリンを入れた以外にはほとんどノンストップでした。
ナゼそのパワーを仕事に生かせなかったのか・・・。
ともあれ麻鈴はキョドりながら青森のフェリーターミナルに辿り着きました。
2008年11月26日(水)
ぷっつり。
昨日は大変失礼いたしました。
お祝いしてくださった皆様に感謝いたします。
さてお話は元に戻りまして。
拳銃自殺を思い留まり、他の方法を考え始めた麻鈴でした。
麻鈴は鬱病気質です。
一度死ぬ事を考え始めたらなかなか現実世界に帰って来れません。
いつ死ぬか?
どこで死ぬか?
どうやって死ぬか?
遺書は書くべきか?
親はどう思うだろう?
良いアイデアは思い浮かびません。
頭の中で無限ループです。
独りになるとぽろぽろ涙がこぼれました。
そんなある日、私はぷっつりキレてしまいました。
退職願を書きなぐって警察署の机に放置。
寮へ帰ると車に着替えと毛布を詰め込み、北へ向けて旅立ってしまったのです。
「死ねないのなら私の事を知っている人が誰もいない所へ行こう」
安直で最低です。
もっとも抑うつ状態でまともな考えが浮かぶはずもありません。
現実逃避の行く末は文字通りの逃避行でした。
それにしても家出ってどうして北へ向かうのでしょう?
麻鈴はステレオタイプですね。
お祝いしてくださった皆様に感謝いたします。
さてお話は元に戻りまして。
拳銃自殺を思い留まり、他の方法を考え始めた麻鈴でした。
麻鈴は鬱病気質です。
一度死ぬ事を考え始めたらなかなか現実世界に帰って来れません。
いつ死ぬか?
どこで死ぬか?
どうやって死ぬか?
遺書は書くべきか?
親はどう思うだろう?
良いアイデアは思い浮かびません。
頭の中で無限ループです。
独りになるとぽろぽろ涙がこぼれました。
そんなある日、私はぷっつりキレてしまいました。
退職願を書きなぐって警察署の机に放置。
寮へ帰ると車に着替えと毛布を詰め込み、北へ向けて旅立ってしまったのです。
「死ねないのなら私の事を知っている人が誰もいない所へ行こう」
安直で最低です。
もっとも抑うつ状態でまともな考えが浮かぶはずもありません。
現実逃避の行く末は文字通りの逃避行でした。
それにしても家出ってどうして北へ向かうのでしょう?
麻鈴はステレオタイプですね。










